がんばったねシャーミン

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がんばったねシャーミン(実は僕、ちょいと登場してます。)

度重なる手術を受け、病気を
克服していく猫のシャーミンと、
それを支える家族の愛情を
綴った、心温まるエッセイ
~帯書きより~

もうあれから5年経った。

その日、
ほとんど誰にも教えていない家の留守電のランプが点滅。
メッセージは母から。
「元気?」とりとめのない、それでいて歯切れの悪い声だった。

なに?電話。
「実はシャーミンがね、もう1週間も、ほとんど何も食べないのよ、食べても吐いちゃうし、
体重がね、うんと軽くなっちゃって、もうダメかな、病院に連れてけば即入院なんだろうけど、また痛い思いするだろうし、
人間にたとえたらもう90歳のおばあちゃんだし、今回はこのまま見送ってあげようと思うの。」

きっと、家族全員に同じ言葉で相談したのだろう。
一気に喋りだした声には明らかに躊躇いがあって、家族の誰かが「病院へ行こう」といえば、また延命の為の手術をしたのだろう。

僕は、そうだね、とだけ言って電話を切った。

まあ、実際はそれから2年きっちり生き抜いたのですけど。
こっそり病院に連れてったりしてたらしいのですけど。

2002年夏、庭に咲く花を摘んで体の周りへいっぱいにして、
ペット霊園で立ち昇る煙を見上げて家族がみんな、子供みたいに泣いた。

今でもお盆の頃になると
本棚の1番手前にある本を手に取り、わずか80ページの本を何度も読む。
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